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【長崎ぶらり②】トンネル横丁と日本最長アーケード

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長崎2日目は足を延ばして佐世保まで。未踏の地だが下調べ無しで突撃した。先ずは佐世保駅、日本最西端のJR駅とは知らなかった。

 

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構内で観光案内所を見つけて飛び込んだ。「昔からの商店街はどの辺でしょうか?」に待ってましたかのような流れる説明を聞き、長いアーケード街を目指す。後で調べたら日本一だとか。そりゃイチ押しだわな。

 

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攻略前の腹ごしらえ。アーケード入口に佐世保バーガー屋、ベタだが入ってみた。迷ったらコレ!という品を選んだらちょうどいいサイズだった。

www.sasebo-burger.com

 

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アーケードを進む前にトンネル横丁をチェック。小高い岩山の周りに商店が並んでいるようだ。

 

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商店街は大正時代からあるが、戦後は当時の防空壕を活用した店舗も出来たとのこと。2年前に閉店してしまったが食堂もあったとか。アーチ状の天井を見ながら定食を食べてみたかった。

deepannai.info

 

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国道沿いは生鮮食料品店、脇道沿いは衣料品店などが並んでいる。その昭和感たるや正にタイムスリップ状態だった。

 

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トンネル横丁から北へ進む。飲食店、ホテル、郵便局などが並ぶ混合地域だ。メインストリートでないので工夫するのだろうか、看板のタイポグラフィに面白いものが多い気がする。

 

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今度はメインのアーケード下を歩いてみる。見るからに元銀行であろう「くっけん広場」という施設。商店街が運営しているのかカフェと物販がゆるく営業していた。アニメキャラがやけに多いなと思っていたらやっと気づいた、土地柄から「艦これ」コラボで町おこしというわけだった。

www.facebook.com

 

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商店街は一本脇を攻めよ!ということでスナック街が目の前に広がった。うろちょろしているとあちこちから昼カラオケの歌声。どの店もセット料金1,000円と出ている。そんな通りに駐車場管理のおじいさん、「カラオケは昼に限る!夜は高いけんね。」と。頷くようにニャンコがすり寄ってきた。バイバイして見上げると◯◯旅館、多分オーナーだろう。

 

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藤本健太郎著「タイポさんぽ改: 路上の文字観察」に収録されている太陽ビルに期せずして遭遇。うんうんそうそうと復習しながら歩くとスナックのネオンサイン。最近のトークイベントで愛で方を仕入れたのでこれらが目に付く。コーナーの小技や濁点に感心した。

 

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アーケードは半分も踏破していないが水分補給でカフェに避難。ケーキ屋さんが開いている喫茶店でひと休みする。USなカップル、おばさん軍団などが散在する店内は軽いレトロ感。まったりしていたら次のターゲットへ移動する時間が迫ってきて慌てて店を出た。いつかリベンジしたい。

  

タイポさんぽ改: 路上の文字観察

タイポさんぽ改: 路上の文字観察

 

 



【長崎ぶらり①】古い市場と元市場

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長崎市は何度か訪れているが今回は未踏の街を中心にぶらついた。

 

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中心部から少し北に位置する「新大工町」、予想通り古い商店街で◯◯市場という建物が点在していた。

 

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その一つに潜入すると市場のおじさんが「なんば探しよっとか?なんもなかとよ、50年も経った古いとこ、、、」と呟きながら歩いて行った。見渡すと空きスペースが多く、古いしレトロだ。

 

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向かいの果物屋の店頭に鎮座するニャンコ、仕事しているつもりはないだろうが人を招く力は発揮していた。

後で聞いたがこの辺りは再開発の予定があって古い市場の建物は取り壊しが決まっているそうだ。確かにシャッターが閉まっているビルが多かった。

 

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商店街から裏通りの路地へと進むと「ゆ」の暖簾、銭湯だ。こんな路地に!と近づいてみると営業時間がまたビックリ!「午後2時より午後6時まで」ずいぶんと早じまいだなと思ったが編集中に拡大したら小さく「すぎ」の文字。アバウトなところが好き♪

 

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もうだいぶ前になるが大黒市場と恵美須市場があった岩原川上の建物は完全に撤去され川面が延びていた。在りし日の写真は2012年3月に撮ったもの。6年ぶりの再訪だった。

 

(おまけ)

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ずいぶんと湾曲した標識。これは長崎県でしか見たことがない。左折や右折して進入しようとする車両に効果的なのだろうか。

 

 



【平間】街歩きあるある

大田区の千鳥町でフリーになったのが午後3時。車だったが近場で未踏の南武線平間駅周辺を目指してみた。

 

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車を止め歩き出すといきなり香ばしい物件。だが人の気配もないし食べ物の匂いもなし。マップを見たら閉業となっていた。古いのは良いが人の出入りがないと生活感がなくなって写真も面白くなくなる気がする。

 

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踏切を渡って西側へ。駅ホームの裏側には路上園芸が並んでいた。近づいて見るとゴルフクラブが林立。このサボテンがもたれかかっているように支えだろうか。廃品を利用した光景は何かおもしろい。

 

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先へ進むと楽しそうな店先の風景。焼く前の作品が並んでいる。陶芸かなと中を覗こうとしたらお店の人が顔を出す。こんにちは〜と声をかけるも忙しいのか中に戻ってしまった。散歩番組だったらプチ体験コースだろう。

 

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今度は駅北の踏切を渡って再び東側へ。地図を見ると北へと商店街が延びているようなのでテクテクと。戻る時は違う道を行きたい。そのために抜け道を探すのだが通れるかどうか微妙な道路表示、これが行けた時はうれしくなる。

 

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どんな地方、どんな小さな町にも床屋と美容院がある。そして店構えが絵になることが多い。店名のロゴも他の業種より工夫している感じだ。

 

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駅前まで戻る。待ち合わせなのか動かない親子グループ。あーボカシ作業がぁ〜とブツブツ言いながら街歩きは終了した。

 

 

 

【秋津】駅前マーケットを探して

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以前酒場放浪紀で秋津の焼鳥屋が紹介され、その周辺をチェックしている時に古いマーケットがストリートビューであったのを思い出し行ってみた。

 

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秋津には西武池袋線秋津駅とJR武蔵野線新秋津駅がある。南武線から府中本町乗換え、長いトンネルを抜けて地上に出た。

 

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二つの駅間は約400m、その間に乗換え通路はない。つまり一般道路を歩いて行かなくてならないのだ。とにかく人通りが多い。いろんな事情でショートカットが作られない現状でこの商店街にはお店を出したくなるほどだ。

 

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目的地に近づくと嫌な予感。一足遅かった、更地である。近くのスーパーの店員さんに聞いたら半年ぐらい前に取り壊しになりましたよ、とのこと。やっぱり昭和遺産は早いうちにだ。

 

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駅前マーケット、在りし日の姿を置いておこう。

 

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昼間から飲める「やきとり野島」やオブジェがひときわ目立つ「スフィンクス」を見るだけにして「NOBU Cafe」で一休み。焼きたてアンパンでHPを回復した。野島は店内で読んだ「持ち歩ける所沢・東村山本」でも紹介されていて昼間から満員だった。空いてなくて良かったかもしれない。。。

 

 

持ち歩ける 所沢・東村山本 (エイムック 3056)

持ち歩ける 所沢・東村山本 (エイムック 3056)

 

 

 

【姫路の昭和遺産】今はなきモノレールの展示と閉業間近の回転レストラン

姫路市にある今では珍しい回転レストランが店じまいとの情報を得たのが大阪出張の数日前。急遽プランを立てた。

 

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ターゲットがあるのは手柄山中央公園。少しアクセスが悪いが、最寄駅「手柄駅」から10分ほど歩くと入口が見えてきた。

 

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水族館、遊園地、球場や競技場などがあるこの公園には姫路駅からモノレールが運行されていた。昭和41から数年で廃止されたが街中に軌道が残されている風景は昭和遺構として有名だ。

 

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無料で見学できるモノレール展示室は旧モノレール手柄山駅舎を改修し整備された施設だ。当時の車両がそのままの形で展示されいる。

 

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2両編成のうち先頭車両には入れるようになっている。ホームと反対側の壁には当時のレトロな広告看板がありタイムスリップ感が楽しめる。

 

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モノレール展示室の奥から出ると回転展望台が遠くに見えてきた。しかしこの公園、手柄山という名の通り起伏が激しい。先に見えるものの間には谷があって悩みながらコースを選ぶ。登ったり降りたりしながらたどり着いた。

 

月曜日の昼下がりで人はまばら。先着のカップルも写真を撮りながら入っていった。店内は期待通りの内装、高さと回転で一瞬クラっとくる。

昭和レトロ、しかも回転だ。展望台だが外の景色どころではない。観光客丸出し的に店内を舐めるように見渡した。やっぱり自分が小学生の頃にできた施設は肌にしっくりくる。

 

 

姫路市の昭和 (写真アルバム)

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二子玉川から用賀の大山道を歩く

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なんとなく気になっていた用賀。地図を見ていたら「大山道追分」というピンが目に入った。調べてみると大山への参道が延々と続いているというのがわかり歩いてみる。

 

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二子玉川駅を降りて堤防を抜けて多摩川を目指す。

 

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この辺りから川が見えるところまでは初めてだ。古い堤防のと川の間にたくさんの建物がある。昔の洪水を想像した。

 

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「二子の渡し跡」と地図にあったが見つけられず。船着場跡のような残骸を見て引き上げた。

 

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ガイド地図のチェックポイントを確認しながら北上する。庚申塔延命地蔵

 

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目的の「大山道追分」にたどり着く。道標のみが佇んでいて解説板はなし。事前情報がなければ素通りしてしまうだろう。しかし、都内から大山まで歩いて行くとなると相当な距離だ。昔の信仰や流行とはいえ随分ストイックなひとが多かったんだなと感じた。

 

 

ホントに歩く大山街道 (未知の道シリーズ)

ホントに歩く大山街道 (未知の道シリーズ)

 

 

 

登戸〜向ヶ丘遊園で探した古い街

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前から気になっていた登戸の街。なんとなく南武線に乗ったので降りてみた。

 

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しかし乗り換え通路から見える二階建て建物の一角はホント見えるだけしかなかった。

 

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酒場放浪紀で紹介された平安郷。右は焼肉左は焼き鳥という店、焼き鳥の方は昼間から営業していたが先があるのでここはパス。

 

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西へ歩くとすぐに向ヶ丘遊園駅に着いてしまった。線路を挟んで暗渠っぽい路地があった。北側で地図を見たら見事につながった。(現在地マーカーと小林コーポの道)

 

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さらに進むとロング路上園芸が目に入る。

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よく見るとマスコットがたくさん!全部で100ぐらいある。手に入れたものは全部こちらへみたいなポリシーだろうか。

 

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それにしても開発が進み古い建物が少なくなってきているこの界隈。この駅前風景も長くはないのだろうか。駅舎とセットで残して欲しい。

 

小田急沿線の不思議と謎 (じっぴコンパクト新書)

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