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【関東大震災100年】浅草 凌雲閣

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今年は関東大震災から100年の節目。ということでいろいろ調べていたら浅草にあった「凌雲閣」という当時としては高い建物に興味が湧いた。1890年竣工で展望塔として高さ52m・12階を誇ったこの塔は当時の日本で最も高い建築物であったらしい。


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浅草の「花やしき」近くに建っていたという立地。当時は娯楽の中心街であったことが想像される場所だ。


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池の近いところに見える当時の写真。しかし現在この「ホッピー通り」周辺に南北に長い池はない。

 

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古地図を調べてみたら大きな池があった。そこはホッピー通りに面しているウインズ浅草とリッチモンドホテルの敷地に相当する。

 

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この塔も震災による火災で焼け落ちた。展望台にいた10数名は崩壊によりほとんど死亡したという。消防博物館にも当時の火災イメージ模型が展示されていた。焼け落ちた建物を爆破する貴重なシーンが記録されている。


www.youtube.com


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現在の跡地は雑居ビルになっているが、当時の姿を偲ばせるイラストが壁に貼り付けられていた。奥に花やしきの遊具タワーとスカイツリーが見える。訪れた8月26日のちょうど100年は崩れ去る前、タイムマシンがあれば警告もできるのだが。。。

 

当時の写真は、凌雲閣 - Wikipedia より

 

 



【鐘ヶ淵】古代東海道〜【玉ノ井】荷風が歩いた私娼街

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浅草のイベントが昼に終わったので喧騒を逃れて鐘ヶ淵へ。ランチと散歩を目的に。

 

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平屋の駅舎から改札を出ると歴史解説の看板が目につく。一応写真に収め、胃袋の司令のままに飯屋を探す。

 

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駅前のアーチから店がありそうな道へ。「鐘ヶ淵駅前商店街」という名前らしいが昔は「商栄会」として組合組織があったようだ。


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13時過ぎの腹ペコでこの看板。もう何でもいいからと目の前のコロラドに滑り込む。胃に優しそうなビーフシチューを注文、けっこう当たりだった。


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腹が落ち着き、先へ進むとお目当ての理髪店。

 

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f:id:twinleaves:20220805162759j:imageこのファサード、この傾き。おいしい。調べて知っていたが閉業である。コロラドで聞いたら昨年に閉めたらしい。現役の営業を見たかった。

 

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先にも閉業と思われる理髪店。「カネボウバーバーチェーン」との表示が土地柄らしい。


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曲がった先に「田中湯」、現役らしい。


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丸柱にタイルの目を引く建物。だが曲線がつかわれてない構造。ここはまだ鐘ヶ淵駅の西、昔の煙草店跡だろうか。

 

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路地へ進むと見るからに廃墟な物件。流石に空き家のようだった。

 

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鐘ヶ淵といえば有名居酒屋「はりや」があった。元の場所は跡形もなく再開発されていたが新店舗が押上で営業するらしい。こんど覗いてみよう。


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駅前の看板に解説があった古代東海道を思い出し、古地図を見てみる。やっぱり神社仏閣は昔からあって動かないので目印になる。

 

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この通りにも理髪店があったが現役で営業しているようだ。


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踏切を挟んで西と東の道路。拡張中で駅前ロータリーも視野に入っているらしい。


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古代東海道から脇道に入る。古地図では池のような表示になっているが、そこには住宅が並んでいる。近くで痕跡を探してみると。。。

 

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これは池を囲っていたフェンスなのか?ラインから見るとそんな感じ。別の古地図を見ても鐘ヶ淵駅周辺には池が点在していたのがわかる。

 

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チェックしていたファサードが良さげの「墨田湯」。見事に消滅していた。残念。
在りし日の外観があった。

ameblo.jp


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東武線沿いに進むと「酒処たんぽぽ」。入口ドアの角度がすごい。酒処とあるがカラオケスナックらしい。やっぱり。

 

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こちらは見るからにカフェー建築だ。しかし残りは少ない。貴重な物件、拝みながら記録した。
裏を取れる記事があった。

www.dtsun.jp

 

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事前にストリートビューでチェックしていたスナック長屋の「せいこ」。ここも無くなっていた。ここの壁は撮りたかったのだが。。。


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角を曲がるとそれらしい意匠の「美容 花園」。当時はどんな色の明かりが窓に映っていたのだろう。

 

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路地から「玉ノ井いろは通り」に出ると見えてきた「玉ノ井カフェ」。もちろん現代のカフェには私娼はいない。

 

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歩いている最中、玉ノ井カフェで唯一発見と思っていた玉ノ井という地名。記事を書いている最中に気づいたが「東向島駅(旧玉ノ井)」とあるではないか。2回駅名が変更されているとの記述があった。

古き良き、下町情緒が漂い「東武博物館」のあるこの町は、明治35年開設当初の「白鬚駅」から、一時閉鎖したのち震災後の急激な花街の発展によって「玉ノ井駅」と改称し営業開始。その名は、悪大官がこの地に囲った愛妾(あいしょう)の名だと伝えられます。昭和63年、惜しまれながら住居表示にならって現在の駅名に改称されました。

www.tobu.co.jp

 

「玉ノ井」を調べていくうちにたどり着いたのが永井荷風作の「濹東綺譚」。当時の街についての情報がないかと読み始めたら、これがおもしろい。実はこの手の本、ほどんど読まない人間だが当時の風景が想像できる実体験ならではの文章で引きずり込まれている。ギリギリ同じ空気を吸っていた世代。親族だったらおじいさんか。

www.library.sumida.tokyo.jp

 

この日の散歩コースは約1駅分、10,000歩をオーバーした。
夕立が降りそうな日に傘をもってリベンジするか。

【野方】新旧雑多の野方文化マーケット

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地図を見ていてふと目についた野方。気になるスポットを覗いてきた。


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西武新宿線野方駅で下車、駅前に大きなロータリーはない。


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野方駅前商店街」を南下する。


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短いが立派なアーケード商店街「ヤッホーROAD」に突き当たる。野方=やほう→ヤッホーという流れらしい。あまり人通りはなかった。

 

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アーケードを抜けるとこぢんまりとしたバスターミナル。駅からは少しだけ離れている。


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「野方本町通り」を進むと見えてきた「野方文化マーケット」。装飾テントがいい具合に焼けている。


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入り口は2か所、中でつながっている。逆U字型的な構造だ。

 

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この日は日曜日でミニライブイベントが開かれていた。左の古着屋さんがいろいろ企画しているらしい。

イベントがないときの風景はこちらにあった。

anachro-fukurou.hatenablog.com

 

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各店舗をじっくり見て回りたかったがイベント中なのでサラッと徘徊。2つの入り口に挟まれた雑貨屋さん、かなりカオスな状態になっていた。

 

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気になるお店もチェックしながら街を縫う。

 

野方駅周辺を練り歩いた後、鷺ノ宮駅までお散歩して約8,000歩になった。

 

 





【舎人】不思議な県境とロング緑道

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(2021年3月の散歩、だいぶ温めました)

地図上の日暮里駅周辺を眺めていたら舎人ライナーが目についた。前から気になっていたが初乗車を思い立つ。その前に、そもそもトネリって知らないと読めないしどんな由来?とググってみたらオフィシャル解説があった。

 

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日暮里駅はJR線・京成線と舎人ライナーの始発駅だ。

 

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ゆりかもめと同じように無人運行だ。運転操作パネルはカバーで覆われている。

 

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終点の見沼代親水公園駅に到着。

 

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駅名の通り水場が多い。水の流れに沿って進んでいく。

 

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途中から暗渠になり真ん中の遊歩道を歩いて行く。季節の木々に導かれる。

 

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親水緑道は二股地点に差し掛かる。ちと川の方へと。

 

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地図を見ると毛長川が県境になっているが、一部はみ出している領域がある。昔の川の流れが少し違っていたのだろうか。地元人からの情報は聞けなかった。

 

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少し戻って「神領堀親水緑道」を進んでみる。けっこう長い。

 

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親水緑道の切れ目で横を見るとこぢんまりとした「舎人団地前商店街」が伸びていた。地元密着の商店が並び、そこそこ買い物客の往来もある。

 

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商店街を抜けると「都営舎人町アパート」が広がっていた。けっこうな住居戸数のようなので商店街も元気なのだろう。

 

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舎人ライナーに沿って南下すると「舎人公園」にたどり着いた。ここはけっこう広くて人口密集感がない。近ければ通いたい公園だ。

 

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帰り道へと足を向けると小規模な畑。現役で耕されているようだった。

 

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竹ノ塚駅で終点。駅舎は大規模な工事中で次に訪れるときにはだいぶ変わっていることだろう。

 

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この日の散歩は約28km、14,635歩だった。

 

 

【大泉学園〜石神井公園】村の記憶と今の樹木

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西武線沿線第2弾は大泉学園から石神井公園へのルートを練り歩いた。


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2Fの自由通路に大泉学園駅改札。急行通過駅なので小ぢんまりとしている。


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f:id:twinleaves:20210303205516j:image駅舎からペデストリアンデッキへ出てみるとアニメキャラの銅像が並んでいた。階下のロータリーには銀河鉄道999メーテル。大御所の漫画家たちがこの大泉学園を拠点としていたらしい。

 

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駅前の「大泉ゆめーてる商店街」を少し離れると桜並木のバス通り。そこには昔からの材木店が残っていて歴史がある街を感じた。


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この先のルートをマップでチェックすると大泉村役場跡と小泉牧場を発見。これはチェックしなければ。


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大泉村役場跡は完全に公園になっていて名残を探したが見つからず。戻ってみると役場跡と彫られた石版が入り口の傍らにある平和記念碑の横に隠れていた。

 

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牧場と言っても23区内だ、牛乳とかを売っている店舗だけだろうと思ってた。が、牛さんがいた。なんと東京23区内で唯一の牧場だとか。「アイスミルク」を販売しているらしいが売り場は発見できなかった。

 

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だれもいない公園で休憩。ふと見ると根っこが立派な樹木。そして隣にはこんな看板が、さすが練馬区だ。

 

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また別の公園。ただの池だが釣り堀と化していた。全くのフリー釣り堀なんて珍しい。

 

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公園を出ると住宅街の真っ只中。マップを見ながらでないと何周もしそうな入り組んだ道路だ。

 

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広い通りに出たら東映東京撮影所があった。隣にはショッピングセンターが併設されている。最近のオープンかと思ったら随分昔から営業しているらしい。アクセスが悪いので車での来場がメイン、駐車場は747台も収容できるとある。

 

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撮影所なのでこんな施設も。しかし新型コロナ感染対策で休館だった。

 

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関越道の高架が見えてきた。白子川周辺を歩いていると「水路敷」と書かれた路地が何本もある。この水路敷という言葉、初見だった。川に対して垂直の道路なので暗渠にした通りだというのはわかるが、道路に書いておくのは見たことがなかったのだ。

 

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なにやら行列のできるケーキ屋さん。調べたら売り切れ必至の有名店らしい。甘いモノは食べたいが誘惑を振り切り先へ進む。

 

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練馬区は公園が多い。春になれば見事に咲き乱れるであろう桜の木も多く並んでいた。

 

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季節はまだ冬。だが梅と河津桜が満開だった。

 

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練馬といえば大根?所々に畑が残っている。とはいえ住宅も増えているようだ。

 

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歩いていて目についたのが住宅の植木だ。一軒家が多く、丁寧に手入れされた木々が通りの格調を高めていた。

 

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石神井公園駅にたどり着いた。iPhoneのバッテリーと自分の体にパワーを注入する時間だ。カフェは何件かあったが席を探してハシゴ状態。星乃珈琲店に落ち着いた。

 

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休憩後、駅南エリアをスネーク。

 

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商店街を行くと昔懐かしい店構えのゲームセンターが現役で営業していた。中には入らなかったが大きい筐体がチラ見出来、レトロゲームもありそうだ。

 

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人々が狭い路地へとどんどん吸い込まれていく。その先には赤い文字が書かれた暖簾がゆらゆらと。そう銭湯だ。公式ページを見たら昔ながらの木造で富士山の壁画も立派だ。

 

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ヘアーカットサロン「ISONO」。男女の顔をモチーフにした看板が面白い。「レディズ」の言い回しには訳があるのかないのか。モヤモヤしながら店舗を後にした。

 

 
 
 
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駅に戻る途中に大きな緑壁。椅子の構成がありがたかった。


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この日の散歩は約14,000歩/8.5kmだった。

 

【沼袋〜江古田】街の境界とグラデーション

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西武新宿線沼袋駅、名前だけは知っているが降りたことがなかった。期待が膨らむ。


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西武新宿駅は始めての利用かもしれない。JR新宿駅埼京線ホームからだとかなり遠いことを覚悟していたがそうでもなかった。


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下り線ホームから南口に降りる。メインは北口なので駅前は寂しい。


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北口まで回ってみたが広場はなく工事の囲いばかりが目についた。線路と駅舎は地下化の工事が進められているらしい。


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入り組んだベージュエリアに入ると飲食街がチラホラと。


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「酒場放浪記」で紹介されたことがある店にはマップ上に★を付けている。外観だけでも拝もうと店の前まで来てみると、、、更地だった。2019年6月に閉めたらしい。1時間半ほど飲み喰いして1,500円でお釣りが来る店だったようだ。常連さんはガックシだろう。

 

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大きいビルはほとんどないが踏切前にそびえ立つ洋館風なビルが異彩を放っていた。


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踏切から延びる「沼袋親交会」という商店街を北上(背中方向)する。駅に近いこの辺りは飲食関連のチェーン店やドラッグストアが目につく。


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商店街の脇道に真っ赤な鳥居。「大岡稲成神社」へ続く道だ。しかし注意書きを見ると大きいトラックは通行禁止とある。普通車は通り抜けできるということなので突き当りが神社ではないらしい。


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和菓子屋の「越後屋」。建物こそ新し目だが古くからこの地で営業している雰囲気を醸し出していた。


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大通りに出た。新青梅街道だ。ここから北のエリアが江古田になる。交差点を越えると一気に商店の密度が低くなる。通り一本で人の流れが変わるのがよくわかる境界だ。


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閑散とした住宅街を歩いているとオアシスのようなレストラン。地元の人々には愛されているような気がする。


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青いマンションが目についた。ポスター以外はとにかく青で統一されている。ベランダのフェンスもおしゃれだった。


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そこそこ歩いたのでグリーンエリアで休憩。けっこう広いこの「江古田の森公園」にはベンチが少ない。店を広げるスペースもないのでお茶を飲むだけで次へと進む。

 

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公園で甘い物休憩ができなかったのでティータイムは江古田のミスドで。店内に入ったものの「3密規制で16:00までテイクアウトのみ」との張り紙。5分前だったのでボチボチいいですか?と言うと、今開けましたからOKです~。助かった。


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「江古田銀座」商店街に到達。このエリアを歩いていると営業している居酒屋もチラホラと見かける。16:30頃の時間帯だが店頭での客引きも盛んだ。店内を覗いてみると客がそこそこ入っている。20:00までの勝負なので早めに回転するよう努力しているようだ。


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2010年に新築されたという駅舎は新しいが、駅前にはレトロっぽいスーパーが現役で営業していた。


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有名店の「江古田コンパ」。密は避けられない形態の店はキッパリと自粛休業としていた。しかし、閉店していなくて安心した。

 

 
 
 
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美味しい壁をいただき線路を渡って北側へ。


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「江古田市場通り」へ進む。最近出来たような安売りスーパーが目に入り、いやな予感。


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ガーン。「江古田市場」の建物は跡形もなく消えていた。建売住宅が数件、何事もなかったかのように佇んでいた。

江古田市場、90年の歴史に幕-年内で閉場へ - 練馬経済新聞

 

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左が2014年6月、右が2021年2月。周りの建物はあまり変わっていない。


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以前訪れたときもこの状態。消滅間際だったのだ。当時の喧騒を想像しながら街を後にした。


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この日の散歩コースは約12,000歩/3kmだった。

 

【洗足池】春待つ桜と早落ち夕陽

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西へ向かって公園めぐり散歩をしていたら洗足池まで来てしまった。30年ぶりぐらいか。

 

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駅前を歩いたのも初めて、こぢんまりとした木造駅舎だ。

 

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渡って向かいの洗足池、まずはボート乗り場を覗きに行く。そこそこ賑わっていた。

 

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最近出来たらしい休憩所。ちょうど3時だったのでコーヒールンバをじっくり聴いてからミル挽きコーヒーをいただいた。

 

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洗足池と言えば桜が有名だ。子供が小さい頃、連れてきた覚えがある。冬の季節、花も葉もないが春の景色を想像できる枝ぶりだった。どんちゃん騒ぎが出来るようになっていればいいのだが。。。

 

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この時期の陽は落ちるのが早い。とは言え、ここでベストタイミングを30分ほど待っていた。ちなみに今回も撮影は全てiPhone11Proで。この日の歩数は11,022歩、距離は7.1kmだった。