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四ツ木〜立石を路上観察、そしてセント酒

連休初日は写真仲間と四ツ木~立石界隈を路上観察。最近はストリートビューである程度良物件が確認できるのでルート選択も効率がいい。地図上につけた星印を辿った。

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京成四ツ木駅は高架のホームで新しい。が、歩き出すといきなり古い木造建物。期待感が膨らむが朝からうだる気温、とりあえずお茶タイムをとり足を進めた。

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昔の看板職人がデザインした店のロゴ、最近の既成フォントにはない味がある。そんなテントの文字を見ていたら近所のおじさんが声をかけてくる。説明すると店の主人を呼び出してくれた。「あんたんとこの看板いいってよ」、褒められればうれしいのは人情。いろいろ話を聞かせてくれた。

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四ツ木駅周辺は昭和初期まで、セルロイド工場がたくさんあったとか。このような工場が並んでいたのだろうと想像しながら塔を見上げた。

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駅から続く商店街を抜けてしばらく行くと「木根川商店街」。周りは新しい住宅が並ぶが、ここだけ異彩を放っている。かろうじて理髪店と飲食店が営業しているが他の店舗は廃墟状態。昭和時代に繁盛していた風景を想像してしまう。喧騒がリバーブにかき消される効果を感じた。

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歴史のある街ではあるが住宅の建て替えはどんどん進んでいる。10年前20年前に歩いて見たかったと話しながら歩く。

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遅めの昼は蕎麦屋で軽くとり、午後は立石駅周辺を攻める。立石仲見世、立石に来たらマストスポットだ。ただし有名な「宇ち多゛(うちだ)」は土曜日は午後2時頃に終了という変則技な店。時間が合わないので前を通るのみにした。

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昼の蕎麦が上品な盛りだったので甘味処へ。一人は生姜焼き定食豚肉とトマトの炒め定食をペロリと平らげてご満悦。この店、浅草舟和の関係者がやっていると聞いたことがある。レトロな看板が目についた。

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夕方は午後4時すぎ、調べていた銭湯「アクアドルフィンランド」へ。ここは軟水を使ったお湯で肌がスベスベになるとか。タオル類は持参しなくてはいけないが普通の銭湯なので450円で入浴できる。

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セント酒の締めは「江戸っ子」。もつ焼きがメインの大衆酒場だ。5時すぎに駆けつけたら数人の待ち行列。しかしキャパがある店なので回転は速い。ビールや(ハイ)ボールなど3杯、煮込みとモツ串6本で一人2千円以下。懐にやさしい店だ。

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長距離歩いた疲れで酔いが回った。夜8時過ぎには帰りの電車に乗り、想像の通り爆睡だった。銭湯→大衆酒場のセント酒は楽しい。これからあちこちで計画したい。

  

撮ってきた作品はflickrでチェックして欲しい。