藝祭2013
土曜日は藝祭2013を見に行った。今回は時間がないので美校の絵画棟にターゲットを絞った。
いつも上野駅から上野公園を通り抜けて藝大へと向かう。今回はその公園内でステージが設営され、露店も多く出店されていた。藝祭が目的でない人にも目が触れるので売上アップには貢献したことだろう。最寄りの交差点には上島珈琲店が出来ていた。これまたオイシイところに出店したな、と呟きながらゲートを目指す。
正門をくぐり敷地に入ると神輿が二体。鷲と猿のボリューム感がある立派なものだ。振り返ると飲食系の露店が奥の広場までびっしりと連なっている。コスチュームが年々派手になっている気がする。いい傾向だ。気功のようなしぐさで手を動かしている人も。
さて、絵画棟に一直線に進んで1Fのエレベータに向かうも激混みで1回見送り。全体的に無料だし年々人出が増えていっているようだ。
まずはインスタレーション系。
ボタンを押すと音が出る作品が壁に展示されていた。どれを押したらどうなるのかよくわからない。ストラト?の残骸のようなものも。
壊れたゴミ箱と散乱した写真、全体を見ただけで写真はよく見なかった。あんまり関係ないのか。
和服を着た人形的な何かにかつら、これは怖い。明るい展示室でよかったなと。
鏡を向かい合わせに吊るした作品。無限連鎖が楽しめるが水が滴っているので不鮮明だ。これも表現の内。
動物系という切り口。
掛け軸的なイラスト、よく見たら猫で出来たいろは文字だ。人で出来た浮世絵の顔を思い出した。
立方体のブルドッグ。本来丸っこいものを強制的に四角する。だいぶイメージが変わるものだ。
無心に何かを彫る人。顔にはクチバシが付いたお面を付けている。暑いのにご苦労様だ。彫りかすを丁寧に集めて山にしていた。周りから几帳面ねとの声が聞こえた。
最後は平面系。
襖に描かれた霞文のようなものが奥に伸びているではないか。これは面白い。
iPhoneのフリック軌跡を記録したもの。何度も試したんだろうなと想像がつく。
萌系の作品もいくつか見られた。一周か何周かわからないが、もちろん普通ではないアレンジとして展示されていた。
最後にオマケ。これはビデオ作品だ。居酒屋らしい席で女性と対面に座り、延々とおっぱいの話をしていた。最後まで見れなかったが結末が非常に気になるw