【姫路の昭和遺産】今はなきモノレールの展示と閉業間近の回転レストラン
姫路市にある今では珍しい回転レストランが店じまいとの情報を得たのが大阪出張の数日前。急遽プランを立てた。
ターゲットがあるのは手柄山中央公園。少しアクセスが悪いが、最寄駅「手柄駅」から10分ほど歩くと入口が見えてきた。
水族館、遊園地、球場や競技場などがあるこの公園には姫路駅からモノレールが運行されていた。昭和41から数年で廃止されたが街中に軌道が残されている風景は昭和遺構として有名だ。
無料で見学できるモノレール展示室は旧モノレール手柄山駅舎を改修し整備された施設だ。当時の車両がそのままの形で展示されいる。
2両編成のうち先頭車両には入れるようになっている。ホームと反対側の壁には当時のレトロな広告看板がありタイムスリップ感が楽しめる。
モノレール展示室の奥から出ると回転展望台が遠くに見えてきた。しかしこの公園、手柄山という名の通り起伏が激しい。先に見えるものの間には谷があって悩みながらコースを選ぶ。登ったり降りたりしながらたどり着いた。
あと2〜3回は行きたいけどな。 pic.twitter.com/HW7vQ5Y38m
— twinleaves (@twinleaves) 2018年2月20日
月曜日の昼下がりで人はまばら。先着のカップルも写真を撮りながら入っていった。店内は期待通りの内装、高さと回転で一瞬クラっとくる。
昭和レトロ、しかも回転だ。展望台だが外の景色どころではない。観光客丸出し的に店内を舐めるように見渡した。やっぱり自分が小学生の頃にできた施設は肌にしっくりくる。
- 作者: 小栗栖健治,宇那木隆司,大槻守,志水出卋,平良哲夫,鷹居美紀,谷川惠一,仲井雅史,芳賀一也,埴岡真弓,冨士本健,藤本陽子
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