【鶴見】駅前三業地と入船カフェー建物
鶴見駅周辺の動画を見ていて、そう言えばこの辺りをうろついたことがなかったと思い立つ。
今まであちこちと散歩をしてきたが三業地とは初めて聞いた言葉。調べると「置屋と料亭と待合」が揃っている地域のことらしい。
三業地って? 検番って? 玉ちゃん(玉袋筋太郎)が、老舗置屋の女将に聞く「東京花柳界」の今昔 | GetNavi web ゲットナビ
そこは京急鶴見駅の南側に広がっている。
すぐに目に入ったスナック街。
この建物には地下がある。ゴミが散乱してる階段を恐る恐る降りてみる。昼なお暗い通路はライトを点けないと何も見えないほどだ。実際に営業しているのかは夜に突撃しないとわからない。が、チト腰が引ける。
普通の飲食店がチラホラと。口コミを見ると現役のようだ。
2022/07/21追記:山百合の店内
travelyokohama.hatenablog.jp
性風俗系もひっそりと佇んでいた。もちろん左の路地へ突撃したが得るものはなかった。
鶴見川を超えて少し離れた入船方面へ向かう。
橋を渡るとアーケードが長く延びる「本町通商店街」の入り口だ。
しかしシャッターを下ろしている店が多い。この先の「まいばすけっと」2店舗と「モスバーガー」の賑やかさが目立つ。
商店街から外れた先の住宅街にポツンと朽ち果てた飲み屋の長屋が現れる。売春防止法制定の昭和31年頃からあるのだろうか?
次の番地へ進むと見事なカフェー建築が1軒だけ残っていた。前後左右を見ても新築マンションなどで当時の面影はない。
1階の半分以上は改装されていたがレンガの壁には木枠の窓が残っていた。この窓、当時にはどんな男女の影が映っていたのだろうか。