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京橋の画廊で太陽を見た

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先週は京橋の画廊へ友達の作品を見に行った。東京駅で集合して先ずは腹ごしらえ。南インド料理の有名店があるということで足を向ける。店に到着すると数人の行列、時間はあるので最後尾へ。程なくして店内に案内され定番のランチを頂いた。とにかくスパイシー、辛さは程よく分量もちょうど良く満足して店を出た。

画廊はビルのオーナーが運営しているようだった。ほとんど女性作家の作品が並び、作風もいろいろ。お目当ての作品は曼荼羅をイメージしたもの、仏教文化は結構好きなので見入ってしまった。

 

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夕方まで時間があるので画廊巡り。近くの雑居ビルの地下へ降り、久米亮子「もうひとつの花」と対峙する。大きなキャンパスに描かれた花びらのアップは見事なまでの微妙なグラデーション。ホールやラウンジに飾って映える立派なものだった。

同じフロアで、八代萌展 YASHIRO Moe「ことば」の部屋へ。最初は金属かと思った八角形の折り紙、説明のとおりに水に入れると30秒ほどで花びらのように全開。持ち帰りOKで後で見たら中心に「さきに」と印字されていた。これは印象に残る言葉だ。

少し歩いて「古賀 飛・宇留野隆雄 2人展」。これは本人が麻袋に入って何かパフォーマンスする芸術らしい。部屋に入るとそれらしい人影が見える。ん?指が出ているが・・・本物ではなかった。突然動き出すのではないかと少しビビった。

また別のスペースを覗く。ここでは、中ザワヒデキ「アンチアンチエイリアシング」の作品が並んでいた。目に突き刺さるような天然色のデジタル画、その名の通り輪郭はクッキリだ。このプリントは苦労したらしい、プリンターのカラーマネージメントを全てオフにするとかのイレギュラーな作業が必要だったとか。確かにこの色合は見たことない別世界だ。

最初の画廊に戻ってお片づけ。打ち上げは銀座の大衆割烹で杯を合わせて語り合う。都会生活を感謝し帰路についた。

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