【川崎】二ヶ領用水を行く(宿河原〜稲田堤編)
前回の長尾の里めぐりコースとは違う日、二ヶ領用水と言えば「せせらぎ館」を思い出して再度宿河原駅からスタートした。
同じように二ヶ領用水にぶつかるが、今回は右側の多摩川方面だ。
こちらも川辺の遊歩道と立派な桜並木が続く。
水辺には鴨などの野鳥が多い。こちら雀かと思ったがちょっと大きいヒヨドリだった。雀よりかは人間との間合いが近い。
開花予想な気分で蕾を見たがリーチがかかっているような膨れようだ。
いきなり現れる南武線、そして近い。頭を低くしての通行は腰に来る。頭上注意と腰痛も注意だ。
用水路も多摩川に近づいてきた。この橋を過ぎると。。。
二ヶ領用水・宿河原取水口に到着した。
二ヶ領せせらぎ館を見学。館内には多摩川周辺の生き物が紹介されていた。企画展などのイベントも面白そうだ。奥には二ヶ領宿河原堰。
多摩川沿いに足を進めると小田急線の高架。下り方向は登戸駅へほど近い。
このまま川沿いを行こうかと地図を見ていたら、別の用水路を発見。多摩川から離れる。
この辺りは梨園が多い。無人販売所があったが季節外れで空っぽだった。
マップ上に「多摩天体観測所」という表示。現場まで行くと立派なドームが住宅街の中にそびえ立っていた。クチコミによると個人所有の天文台は地元の人々も招待することがあるようだ。
道はまた二ヶ領用水へぶつかる。「紺屋前の堰」という石碑が設置された先には藍染屋があり用水を引いていたということらしい。リンク先に当時の写真あり。
用水路の遊歩道はさらにのどかになってきた。しらさぎが餌を狙っているのを発見。あまりに集中してたので後ろを通っても大丈夫かと思ったが流石に気づかれてしまった。バタバタと大きい羽を広げてバイバイした。
取水口まであと少しというところで三沢川と交差する。川面はけっこう深いが、二ヶ領用水はその上を通っているわけではない。現場でググってみたら三沢川の下にバイパスを通しているとのこと。サイフォンの原理で水を通しているらしい。
上河原取水口に到着した。特に見学する施設とかはなかった。
帰り道を探していたら「稲田水源地」を発見。なにやらソソる建築物だが施設の性格上立入禁止だ。1938年(昭和13年)に建てられたが1981年(昭和56年)で運転を停止したという。一般公開がないのは残念だ。
コース最後の稲田堤駅に到着した。途中ゆっくりできる公園がなかったので、駅前のマックでコーヒータイムして帰路についた。
この日の散歩コースは約9km/14,000歩だった。