秋の防災訓練三連荘
秋になると防災訓練、今年はボランティア、町会、そして地域と続いた。
先ずはボランティア。消防署主導で消防団や区民消火隊などが集まった。今回は可搬ポンプの水源を工夫しようというもの。水道管が生きている前提だが、消火栓のマスに水を溜めて水槽にしてしまおうというアイデア。最近流行りのスタンドパイプは便利だが一つの消火栓から一本しか筒先へ給水できない。この方式だと2~3本の吸管を差すことも出来るのだ。同時多発的な火災には有効かもしれない。
貯水槽への注水にもいろいろな方法が。放水用の筒先では勢いがありすぎて固定しているのに疲れる。アダプタを付けたスタンドパイプで注水すればだいぶ楽になる。また、吸管を普段とは逆に使う手もあるという展示。いろいろ勉強になった。
お次は町内会。震災発生からの実働訓練ということで、会館に集合したのち高齢の要救助者宅へ向かい担架などで搬送した。エレベーターがない3Fからは二人がかりで抱えて下ろす。小柄なおばあちゃんで良かった。
バケツリレー・通報訓練と進み、スタンドパイプを使った放水も行った。これは何度となく見ているので道具があれば出来そうだ。
最後は10町会程度が集まる地区の防災訓練。あいにくの雨で広場から室内に変更になったが、AEDを使った心肺蘇生法の講習を手伝った。教えるのは地元の高校生、全校生徒が上級救命講習を受講済みというから頼もしい。最近はここまでやる学校が多いのだろうか。
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