第7回スタンプカーニバル
土曜日は毎年恒例、浅草でスタンプカーニバルの見学。消しゴムはんこやスクラップブッキングの商品や作家さんが一同に集まり実際に作って遊べる体験型のイベントだ。
受付を済ませてから先ずは階下の第二会場へ。ミニステージでの講習会はちょうど終わったところだった。こちらにはお試しコーナーと休憩所、椅子とテーブルがかなりの数用意されていた。
メイン会場へ戻りショップブースから進んでいく。季節柄なディスプレイもあったり。
クリエーターゾーンでは記念はんこが用意されているブースが多い。「はんこや福々堂」さんで快諾を得てアップで狙う。
「持ち手のはせがわ」さん。こちらではこけし職人さんが実演をしていて業界の顔見知りよりおもいっきりの撮影依頼。「マイこけし」というお絵かきこけし&消しゴムはんこセットを販売していた。こけし本体には水性絵の具や色鉛筆で絵付けをし自分で彫った消しゴムはんこを貼り付ければ完成というもの。持ち手メーカーならではの商品である。
こちらは本職のはんこ屋さんによるブース「まちのはんこやさん」。密刻と呼ばれる細かい文様をデザインしたものだ。石に彫る篆刻体験も実施していて、来場者から興味を持たれていた。プロを育てる講習会の先生が担当しているのでレベルが高い指導でお得だと思う。
「RICCA」さんと「stampstamp+三晃堂三井印店」さん。いろいろな商品が並んでいたが、目に付いたのはオリジナルパターンペーパーだ。ドットや波型などのパターンが印刷された正方形の用紙、聞いたところ自社にてのオフセット印刷とか。気合が入っている。
最後に見たのはカシオの「pomrie」。PCやスマホからプリントすれば浸透印スタンプが出来るというもの。熱転写ヘッドが組み込まれた本体に印面シートを通すことによって製版ができるのだ。本体は6,000~8,000円程度で、グリップ付きのスタンプキットが大きさによって500円~2,000円といった価格帯。面白いのはインクの注入だ。完成した印面にインクを乗せて浸透させるので、8色あるインクで多色スタンプが作れるのだ。もちろん色が混ざることもあるだろうが個人レベルでスタンプ遊びに使うには問題ないだろう。11月中旬の発売予定。