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うわさの国道駅でいろいろ発見

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各方面からスゴイところという情報は入っていた国道駅、今回はじめての突撃。笹山中央マートの帰り、日没までに時間があったのでカーナビに国道駅をセット。国道15号からぐるっと回れと出たが国道沿いにコインパーキングを見つけ滑り込んだ。

整備されている車道に向かってポッカリと空いたガード下の入口、横断歩道を渡ると雑草が生えたアーチ窓が目に飛び込んできた。お化け屋敷さながらな外観が期待をふくらませてくれる。

 

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微妙にカーブしたガード下、改札の外なので自由通路ということになる。薄暗い中にアーチと階段は静かに佇んでいたが、地元人は普通の駅として足早に往来していた。改札前には「やきとり国道下」という看板、が日曜なので定休日だった。車だから逆に良かったかも。

 

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先に進むと脇に出る通路、抜け道になっているのだ。外から見ただけではここから駅に入れるとは思わない風体。地元人御用達だ。ガード下を抜けるとその先は鶴見川、釣り船宿のそばでは路上将棋を囲むのどかな風景が広がっていた。

帰り道もガード下をと歩いているとサンダル履きのおじさんがガラガラ~と引き戸を開けるので目をパチクリ。よく見たら表札らしきものがあり、中には明かりが点灯していて生活の香り。なんと、このガード内に住居があったのだ。

さすがに会話を交わすことは出来なかったが、騒音とか家賃こととかを思いながら駅を後にした。

Flickr Search: kokudo

 

保存版 古写真で見る街道と宿場町

保存版 古写真で見る街道と宿場町

 

 

横浜市保土ケ谷区の笹山中央マートで昔話を聞いた

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笹山団地の笹山中央マート 横浜市保土ケ谷区: 写真撮っけど,さすけねがい?を見てグッと来たので早速訪れた。

交通を調べると横浜駅からバスとある。出撃時間が遅かったので車を選択、カーナビに言われるままハンドルを切り到着するとスーパーと団地が見えてきた。駅から離れた住宅街でコインパーキングがない。しかし、スーパーの駐車場があり助かった。

表通りから入ると大きい看板で「笹山中央マート」。周辺のショットを撮りながら中へ進むと。。。商店が連なって奥に伸びているとしか思えなかったが実は2店舗だけ、奥行きが無いのだ。精肉店と鮮魚店だけがひっそりと営業していた。

 

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先を見るともう一つの商店街「笹山アーケード商店街」が視界に入ってきた。こちらは短いが数店舗が並び奥行きがある。

奥までじっくりと攻めようと思ってアーケードに入った瞬間、入り口の電器店から人が出てきた。おもいっきり目が合ったので「こんにちは」と挨拶。すると気さくに地元情報を話してくれた。

ここは昭和40年頃にはアーケードの奥が見えないほど人通りが多くて賑わっていたとか。目の前にある団地もその頃に出来て新婚ファミリーがどんどん越してきたのだろう。そしてネットや宅配便がない時代、モノが飛ぶように売れたことが想像できる。

缶コーヒーをおごってくれた店のおばさん、というか高齢の女性。いくつに見える?ときたので72ぐらい?と返すと、嬉しがっていた。戦時中は防空壕に入ったことがあるというからそれなりの歳だったのだ。今でもアンテナ工事で屋根に登るらしい。びっくりした。

Flickr Search: sasayama

 

DXアンテナ 室内アンテナ デジキャッチミニ 強電界用 白 US10WB

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京橋の画廊で太陽を見た

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先週は京橋の画廊へ友達の作品を見に行った。東京駅で集合して先ずは腹ごしらえ。南インド料理の有名店があるということで足を向ける。店に到着すると数人の行列、時間はあるので最後尾へ。程なくして店内に案内され定番のランチを頂いた。とにかくスパイシー、辛さは程よく分量もちょうど良く満足して店を出た。

画廊はビルのオーナーが運営しているようだった。ほとんど女性作家の作品が並び、作風もいろいろ。お目当ての作品は曼荼羅をイメージしたもの、仏教文化は結構好きなので見入ってしまった。

 

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夕方まで時間があるので画廊巡り。近くの雑居ビルの地下へ降り、久米亮子「もうひとつの花」と対峙する。大きなキャンパスに描かれた花びらのアップは見事なまでの微妙なグラデーション。ホールやラウンジに飾って映える立派なものだった。

同じフロアで、八代萌展 YASHIRO Moe「ことば」の部屋へ。最初は金属かと思った八角形の折り紙、説明のとおりに水に入れると30秒ほどで花びらのように全開。持ち帰りOKで後で見たら中心に「さきに」と印字されていた。これは印象に残る言葉だ。

少し歩いて「古賀 飛・宇留野隆雄 2人展」。これは本人が麻袋に入って何かパフォーマンスする芸術らしい。部屋に入るとそれらしい人影が見える。ん?指が出ているが・・・本物ではなかった。突然動き出すのではないかと少しビビった。

また別のスペースを覗く。ここでは、中ザワヒデキ「アンチアンチエイリアシング」の作品が並んでいた。目に突き刺さるような天然色のデジタル画、その名の通り輪郭はクッキリだ。このプリントは苦労したらしい、プリンターのカラーマネージメントを全てオフにするとかのイレギュラーな作業が必要だったとか。確かにこの色合は見たことない別世界だ。

最初の画廊に戻ってお片づけ。打ち上げは銀座の大衆割烹で杯を合わせて語り合う。都会生活を感謝し帰路についた。

Flickr Search: kyobashi

 

 

 

溝の口駅西口商店街の立ち飲み屋と二子新地の歴史

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先週は「神奈川県川崎市、立ち呑み屋だらけの溝の口西口商店街 : 散歩と旅ときどき温泉」を読んで突撃してみた。

東急溝の口駅西口を出るとターゲットはすぐに視界に入った。JR南武線の線路に寄り添うようにアーケードが伸びている。

商店街に入るといきなり立ち飲み屋、いや丸椅子があるのでカウンター居酒屋か。隣の立ち飲み屋は「最初の一杯100円」とある。捕まりそうになったが足を進めた。

さほど長くない商店街、居酒屋・書店・甘味屋と並び活気はある。それもそのはず、駅への抜け道なのだ。時間帯によっては人の流れがすごいことが想像できる通りだった。

Flickr Search: Mizonokuchi

 

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ゲリラ豪雨を喫茶店でかわしても日没までに時間があったので二子新地へ移動。小さな街だが商店街はある。はずれには高田梨場という梨園の小屋があった。

多摩川を隔てて二子新地駅と二子玉川駅。鉄路は東急田園都市線、道路は国道246号だ。ここにかかる二子橋は大正14年に完成したそうだが、それまでは「二子の渡し」という渡し船が往来を捌いていたらしい。

神奈川県側の船着場そして小さな宿場としても栄えていたという二子新地、しかしその面影は見当たらなかった。

Flickr Search: futagoshinchi

 

 

設計・製造ソリューション展で見た最新3Dプリンタ事情

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先週は取引先が3Dプリンターの試作機を展示するというので設計・製造ソリューション展を見に行った。製造業向けのCAD/CAMなどのマシーンが一堂に会する展示会だ。今回はこの中に3Dプリンターコーナーが設けられ100社近くが最新の機器を並べていた。

お目当てのメーカーが参考出品していたのは紫外線硬化樹脂を使う光造形型だった。液体の樹脂が形を作りながら引き上げられていく方式だ。仕様・価格・発売時期など何も決定しているものがなく現物を見るだけで終わった。今後の発表に期待したい。

そのあと3Dコーナーをブラブラしていると人だかり。大きな箱型工作機器のようなマシーンを覗きこんでいる。窓の中にはレーザーが飛びその先には金属の形が形成されていた。金型を作る「金属光造形複合加工機」というものだ。

  1. 粉末状の金属をトレイ上に敷き詰める
  2. レーザーを当てて2次元形状の金属板を形成する
  3. 刃物による切削加工で厚さを整え表面を均一化する
  4. 金属板の上に粉末金属を重ね繰り返し

この機械では金型の水管(冷却用の水を通す管)も一緒に形成できるのだ。それも渦巻きなど複雑な形も図面さえ用意すればOK、金属の塊を削りだして作る従来の方法では逆立ちしても出来ない技だ。今までは分割して作っていたらしい。

福井県の会社だが、世界で唯一の技術らしい。感心した。

 

 

3Dプリンター導入&制作 完全活用ガイド

3Dプリンター導入&制作 完全活用ガイド

 

 

 

新車の慣らしでレトロ街を行く 行田市編 忍城・古墳・タイポ・鉄拳タロー

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行田市にも古い商店街が残っているというので山北町に続き連日の突撃。ターゲットはチェックして行ったが駐車場と観光案内所を現場で検索。とりあえず行田市の観光名所の一つ忍城へ。なんの予備知識も無しに郷土博物館へ入ったが入場料200円の割には展示物が多く江戸時代の籠まで展示されていて圧巻だった。

お次はさいたま古墳公園へ。奈良以外にもあるんだなぁ~と調べたら全国に沢山あることがわかった。地上からの写真だとわかりにくいが立派な前方後円墳は登れるようになっていて棺が収まっていた場所も保存されている。

 

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普通に観光したあとはお約束のタイポさんぽ。行田足袋で賑わった街、その時代を偲ばせる商店の数々。現役で営業しているお店も多いが、だいぶ高齢化していることだろう。

 

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どちらかと言うと地元人向けの温泉施設「茂美の湯」。外観は普通だが中に入ると古いゲーム機がありレトロ感が漂う。脱衣場から風呂場に入ると案外狭い?と思ったが外の露天風呂が充実していた。大小10個ぐらいの湯船がある。ラベンダー湯に浸かり疲れを癒やした。

 

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帰る途中はオートレストラン「鉄拳タロー」に立ち寄る。中に入ると全体がピンクw カメラのオートホワイトバランスも追従してくれないほど。ハンバーガーやそばの自販機とテーブルゲーム機が並んでいる店内は数人の客がプレイや飲食中だった。

奥に進むと「植木・草花差し上げます」のコーナーがあった。おもしろいことやってるなと思ったが、その先には持ち帰った植木が花をつけた写真。そう、客が感謝のメッセージを残しているのだ。

殺伐とした店内に予想外の展開。いままでこの手の施設でメッセージノートまで用意しているところがあっただろうか。ほのぼのとした気分で赤まむしドリンクをゲットし、帰路についた。

Flickr Search: gyoda | Flickr - Photo Sharing!

 

 

 

 

ペーパークラフト「忍城」

ペーパークラフト「忍城」

 

 

新車の慣らしでレトロ街を行く 山北町編

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6月はリース切れで車を入れ替え。公称16km/Lという燃費も確かめたくて小さな旅に出た。先ずは、神奈川県は山北町。駅前にレトロ商店街が残っているという情報を得ていつもは通り過ぎる246号から脇道を入っていった。

目的地にセットした山北町駅に到着。車を停めるために駐車場を探すも見当たらない。遠くまで見てもコインパーキングの看板がないのだ。一周りして駅前に観光案内所を発見して飛び込む。

「近くに駐車場ありますか?」
「無いんですよ、車止めて何を?」
「いや、商店街をブラブラとw」
「駅裏の公民館なら使えますけど・・・」

「何すんの?」って言われちゃったよと笑いながら車に戻り、少し離れた公民館に車を止めて散歩開始。しかし、丁度よかった。商店街の始まり地点に近かったのだ。

歩き進めるとたしかにレトロ、鉄筋造りは商工会館ぐらいだ。かすれた看板の「テーラーサナダ」がメインターゲットだったが、たまたま近くで交通事故発生でパトカーが。珍しい画なのでよしとしよう。

肉屋さんで揚げたてのメンチカツをゲットし、頬張りながら帰路についた。

Flickr Search: yamakita

 

 

山と高原地図                  丹沢

山と高原地図 丹沢