夏の旅行 下仁田温泉~富岡製糸場 1日目
夏休みはちょっと早めに群馬県へ一泊旅行。温泉・レトロ街・世界遺産と欲張ったプランを駆け巡った。
1日目最初に訪れたのは「こんにゃくパーク」。思ってたより立派な施設で実際に稼働している工場を見学できるようになっている。こんにゃくの製造工程は手間のかかるもの、と予備知識は持っていたが製造ラインを見るとほとんど自動化されている。パック詰めされた製品がどんどん流れ出てくるので手間は感じられなかった。
見学を終わると売店とその奥には試食コーナーがある。なんとここではこんにゃく食べ放題のバイキングが無料なのだ!しかし、この時期これ目当てで来る人が多い。2時間待ちのアナウンスを聞いて列から離脱した。
お次のポイントは「群馬県立自然史博物館」。企画展「むし虫ウォッチング2」が開催されていた。入場料を払い、まずは虫を見る。蝶などの標本が数多く展示されていて、よく見ると一人の収集家によるコレクションだとか。これを集めるための労力を想像してしまった。
虫はサラッと見終わったので常設展でも見てみるか、とおまけ的に思ってた。が、とんでもない展示物数!じっくり見たら1日でも終わらないほど。子供の自由研究にはもってこいの題材だろう。こちらも十分楽しめた。
そして台風が接近する中、宿から近い下仁田駅周辺を散策。予めストリートビューでチェックしたとおりレトロな建物が並んでいる。特に細い通りが伸びる商店街、中央通りがすごかった。古い撞球(ビリヤード)場やパチンコ屋の建物が迫ってくる。ワクワクする通りだったが、雨脚が強くなってきたので宿へと急いだ。
町中から車で10分しか離れてない宿「清流荘」、しかしそこは提灯の通り秘湯を名乗るのにふさわしい場所だった。案内されたのは離れの一軒家、露天風呂の隣という好立地だ。ここは夕食・朝食とも部屋食、全部手運びなので恐れ入る。川魚・こんにゃく・納豆、どれも地元産で老舗の業者から仕入れているとのこと、サービスの地酒とともに舌鼓を打った。